ビオチン(biotin ビタミンH)

酵母の成長を促す成分として発見された水溶性ビタミンで、腸内細菌によっても体内で合成されます。

  • 体内での動き

    炭水化物・脂質・たんぱく質の代謝に関与しています。カルボキシラーゼという酵素の補酵素として働き、糖新生や脂肪酸の合成、ロイシンの代謝などに関与しています。欠乏すると皮膚炎や白髪、脱毛、白髪などが起こりやすくなります。

  • 注意点

    生卵の白身に含まれるアビジンはビオチンの吸収を妨げますが、加熱することでその作用は失われます。またサルファ剤や抗生物質などがビオチンの働きを弱めることが指摘されています。

  • 摂取方法

    食事で必要とされるビオチンの勧告量は150〜300mcg。 B群のビタミンには相互作用があるため、全部一緒に摂取すると、それぞれの効果も高くなります。

  • 安全性

    余分に摂取した分は尿から排泄されます。毒性は報告されていません。

  • 医薬品との相互作用(禁忌情報)

    サルファ剤や抗生物質はビオチンの働きを弱めるおそれがあります。

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