ビタミンA(retinol)
ビタミンA(レチノール)は動物性食品に含まれ、体内では活性型のレチナール、レチノイン酸の形でも作用します。緑黄色野菜に含まれるカロテノイドであるβ-カロテンは、体内でビタミンAに変換されます。
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体内での動き
ビタミンAは粘膜を丈夫にし、皮膚や髪、歯茎の健康を保ち、視力を正常に保つ。免疫力を正常化し、強い骨を作る助けとなり、成長を促進させるなどの働きがあります。視力を維持し皮膚や粘膜を丈夫にするビタミンです。
また、β-カロテンには抗酸化作用が認められます。 -
注意点
ビタミンAを長期にわたり過剰摂取すると、以下のような症状が出る可能性があります。
頭痛 ・吐き気 ・発疹 ・肩こり ・関節痛 ・疲労感が生じる
※β-カロテンは必要に応じてビタミンAに変換されるため過剰症は起こらないと考えられています。 -
摂取方法
男性600ug女性540ug。過剰摂取の目安:15000μg以上
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安全性
妊婦の場合は過剰摂取で胎児に奇形児があらわれる危険があります。不足でも胎児の発育障害が起こるため留意して下さい。
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医薬品との相互作用(禁忌情報)
■テトラサイクリン(抗生物質)との併用は頭痛を強めることがあります。
■ワルファリン(抗凝固剤)との併用では作用が増強され、出血傾向が強まります。
■エトレチナート(角化症治療剤)はビタミンAと似た作用を示し、過剰症と同じ副作用が現れることがあるため併用は禁忌
■トレチノイン(抗がん剤)はビタミンAと似た作用を示し、過剰症と同じ副作用が現れることがあるので併用は禁忌
■パクリタキセル(抗がん剤)との併用により骨髄抑制の副作用が増強する可能性があります。
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